2016年2月25日木曜日

ワタミを辞めた理由とワタミのブラックな労働環境について

こんにちは。ブログ管理人のナインです。

「ナイン」という名前で、キャリコネさんや実話ブンカ超タブーという雑誌で連載を持たせてもらっていて、ワタミの内部の話を主に書いています。このブログでは、ワタミを辞めた後の話をしていこうと思います。そして今後は、副業の話や興味のある投資関係の話もしていきたいと思います。





 そもそも何でワタミに入社したの?


ワタミには2009年に新卒の正社員として入社し、4年ほど勤めました。なぜワタミに入ったかというと「自分の店を持ちたい」という気持ちからでした。こんな話をすると「そうか、ナインって奴は目標があってワタミに入ったのか」と思われる方もいるかと思いますが、当の私といえば、そんな強い思いはありませんでした。

何となく「自分の店を持つってカッコいい」などという学生気分の憧れからでした。今思えば、目標なんていうレベルではありませんでした。だから「こういうことが好き」「この仕事で一生やっていきたい」というものがある人が羨ましいとも感じていました。私には何もなかったから。何もなかったからこそ、面接に行って内定をもらったワタミに何となく入社した、というのが正直なところです。


今では「ブラック企業=ワタミ」というくらい悪いイメージが定着していますが、当時はそこまで批判も強くはありませんでした。それに「ブラック企業」なんていう言葉もなかったです。入りやすかったのか同期は300人いました。採用に関しては、景気のいい時代でしたね。

 何でワタミを辞めたのか


ワタミを辞めた理由は、

1、プライベートも充実させたい。決まった日に休みたい →サービス残業が多く、さらに休みが少ないのがワタミです。

2、サービス業そのものも好きになれなかった →丸4年やってきた結論がコレ

主な理由がこの2つです。
特に2つ目なんか、完全に辞めちゃえよってな理由ですよね。4年やった上で好きになれなきゃもう無理だろって。私には、向いていなかったんですね。居酒屋勤務は。


そして、ここからは1つめの理由について詳しく話していきたいと思います。度々、冒頭で話したキャリコネさんなどでも書かせて頂いていますが、実際のワタミの労働環境についてです。最初に断っておくと、2012年あたりから、ワタミに対するブラック企業批判が強まり、現在は改善が進んでいるそうです。(私の在籍期間は2009年~2013年の4年間)


私は今はワタミにいないので、どこまで良くなったのかはわかりません。ただ私が思うにおそらく、当時のワタミと比べると良くなった程度で、他の企業から見ると、まだまだ厳しい環境では? と思っています。そのくらい、根強いワタミ文化があり、それを作ってきた上司たちも厳しい環境で育ってきているので、改善と言われても、何をどうしていいかわからない、というのが本音ではないか、と思う事がその理由です。


そもそも上司にしてみれば「ブラックブラックって言われてるけど何が問題なの?」くらいに思っている可能性もあると思います。ワタミは、1984年に産声をあげ、今では東証一部上場企業。曲がりなりにも大きくなってきた会社です。一定の成功を収めているからこそ、環境を変えるのは勇気がいるでしょうし、簡単ではないと思います。前置きはこのくらいにして、私の経験してきたワタミの労働環境を話していきたいと思います。

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 ワタミの労働環境って実際どうなの?


ワタミの外食、居酒屋勤務になると、店の営業時間は、16時~翌3時はたは5時。365日店の定休日はありません。もちろん、毎日ずっと店にいるわけではありませんが、週休二日など店長以上の役職には、夢のまた夢。

店での仕事に加えて、研修、課題レポート提出、 会議、ボランティア活動など様々な仕事が課せられます。ただ居酒屋で働いていればいい、ということではないのですね。

そして、ワタミでいう労働時間とは、あくまでも「店で仕事をしている時間」という扱い。要は、店でのシフト上という扱いです。何が言いたいかというと、先ほど話した研修などといった社員の行事は、労働時間に含まれていないタダ働きです。


今は、周囲からのブラック批判のあおりを受け、研修時間も労働時間として賃金も支払っているそうですが、私がいた当時は、そんな世間の常識は通用しませんでした。

研修は、店のシフトがない日に行われることも常態化していました。店では休み扱いで、実際には研修をしているのです。これでは、休みが休みにならないですよね。結局は、仕事上の招集を受け、給料にならない労働をしているのですから。

 早朝研修・理念研修の時間帯は異常


ワタミの研修には、大きく分けて早朝研修と理念研修があります。早朝研修は、その名の通り、朝の7時から9時まで行われ、月一回必ずある社員研修です。理念研修は、3か月周期で年に合計4回、時間は朝の9時~12時まで、これも社員向けに行われます。

この朝の時間帯ですが、一般の会社員であれば、特に問題視されないでしょうが、居酒屋に勤めている社員にとっては、異常な時間帯なんです。


理念研修がある場合のスケジュールを例として挙げます。

私たちの仕事が終わるのは、明け方の4時か5時。そこから朝9時~12時まで理念研修、さらにそれが終わってから、店の営業が16時からあるのです。理念研修があるときは、ご飯を食べる時間も、寝る時間もなかなかとれないスケジュールになります。

ちなみに「明日は理念研修だから、店での仕事は休み」などというワタミ側からの配慮は決してありません。店は365日営業しているので、休みたければシフトの穴を埋めれば、という条件付きになります。実際には店次第になるので、それが出来る店もあれば、出来ない店もあります。


さらに、レポート提出やメニュー変更の準備など、店の営業時間の前後にやることもあり、労働時間に入っていない労働をよくやっていました。今では和解しましたが、ワタミで過労自殺をした女性社員の裁判でも、このような異常な労働が指摘されていました。一事が万事、こんな状態なので、ワークライフバランスなんてあったもんじゃないです。

たまの休日も、朝の5,6時に帰宅し、そこから風呂や食事をとり、8時ごろ眠ると、夕方の17時くらいに起きることが多く、外を見ると、徐々に暗くなってくる時間帯ですそこから何かしようにも「なんかもういいや」って気になります。結局は寝て過ごして終わり。こんな生活が続いていました。今思えば、よく四年も続けたなあと思いますね。

私も「マズイ会社に入っちゃったなぁ」なんて思いましたが、世間の風潮として「新卒で入社したら3年は勤めろ」「3年は勤めないと職歴として認められない」なんて声がありますよね。だから私のワタミでの目標は入社後に変わりました。最初は「自分の店を持ちたい」でしたが、入社後は「早く3年過ぎてワタミを辞めること」でした。今思えば、すんごい考え((+_+))

 やっと辞められたぜ!ワタミ


こんな感じで、半ば思考力を失って過ごしてきたワタミ。私はなんだかんだで4年勤めました。3年で辞めなかった残りの1年は惰性みたいなもんです。働いている頃は、辛さが80%、ちょっとの楽しさが20%くらい。退職が決まったときは「やっと辞めれたよ!」という開放感しかありませんでした。

ですが「ワタミ」というブラック企業に勤めたということが、今後の人生に思わぬ形で役立とうとは思ってもみませんでした。それは後々、書いていくことにします。

それでは、「ワタミを退職した私」終了です。最後までお付き合いありがとうございます(^^)/



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