2015年1月2日金曜日

外食産業=ブラック企業の公式は成り立たない?高級レストランと外食チェーンの違いを検証


昨今ワタミだけでなく「外食産業はブラック企業だ」「厳しい労働条件で休む暇もない」など、外食産業に対して批判の声がやみません。ですが単純に「ブラック企業=外食産業」という括りは間違いではないかと思うのです。なぜなら、有名な三ツ星レストランがブラック企業という話を聞いたことがないからです。ブラック企業として名前が上がる会社は、安価な料金の外食チェーンばかりです。それはなぜなのでしょうか。




 サービス料金・席料をとらない外食チェーンの従業員のレベルは低くて当然


大抵の高級なレストランには、サービス料金がかかります。そして、席料もかかる店が多いです。このサービス料金や席料を取るレストランでは、接客サービスの高さや、席の清潔さに気を配らなくてはいけません。お金をもらっている以上当然です。お客もサービスなどの水準が明らかに下回っているのなら、苦情を言ってしかるべきでしょう。高級レストランの店員も、教育をされているからこそ、席料・サービス料を取れるのでしょう。


一方、料理が安価の外食チェーンでは、サービス料金・席料などのお金はかかりません。それを取れるほどの教育を会社はしていませんし、取れるレベルではないと会社が公言しているようなものでしょう。調理もマニュアル化され、今日来たばかりの新人アルバイトの高校生が作る場合もあります。


要するに、これが出来るくらいのレベルともいえます。高いレベルの教育を受けていないからこそ、多くの外食チェーンでは、席料・サービス料がかからず、お客に安価な商品を提供しているのです。そういった教育に掛かる費用を排除し、賃金の安いアルバイトを主力にしたからこその結果と言えます。


利用者も、ある程度のレベルの低さを認識したうえで、利用するとギャップがなくて済む気がします。ただ、日本の慣習として、完璧主義のところがあるように思います。


諸外国では、安価の外食チェーンに行く場合、苦情はなかなか起きないそうです。「一人500円ほどの単価では、まあこんなものだろう」という割り切りがあるそうです。(日本の飲食店みたいにブラックじゃない!アメリカの飲食店事情

日本でも、席料・サービス料のかからない、ファミレスやハンバーガーチェーンを利用する場合、そういった理解があると、労働環境も変わるかもしれません。

 土下座の強要など日本に増えている悪質クレーマー


近年では悪質なクレーマー問題も増えています。コンビニやアパレルメーカーで、お客が店員に土下座を強要して話題になりました。警察に通報され、逮捕されたそうです。日本の完璧主義が行き過ぎている一つの結果のような気がします。(ファミマ土下座事件から見る「お客様を神様と思うのは従業員であって、お客様自身ではない」


私も飲食店に勤めていたワタミ社員でしたから、従業員目線でいうと、クレーマーのお客が来ても、店員は謝るしか道がないと思う部分があります。従業員もサラリーマンやアルバイトですから、上司の顔色を気にして大きな問題にしたくない心理や、クレームをもらったことでペナルティがある会社もあります。ワタミでは、クレーム報告会という会合に呼び出され、上司に厳しく追及されます。そういったことまで発展させたくないために、時に理不尽とも思えるクレーマーの要求に、泣く泣く応じてしまう現実もあるかと思います。

 まとめ


外食チェーンで働くと、サービス残業問題、賃金も安い、お客からのプレッシャーもキツイ。これだと外食チェーンの人手不足も当然かもしれません。外食チェーンも、早急に労働環境を改善しないと、これからの少子高齢化問題もあり、今後ますます人を確保することが難しくなるでしょう。

私も従業員でしたから、意見が従業員目線になりますが、利用者も少し外食チェーン店を大目に見てもいいかな、と思いますね。




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